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交響曲第5番「運命」への挑戦
誰もが耳にしたことがあるドイツの作曲家ベートーヴェン(1770〜1827)。
音楽史において極めて重要な作曲家の一人であり、日本では「楽聖」とも呼ばれる。18世紀末から19世紀初頭にかけて活躍し、古典派音楽からロマン派音楽への移行期を代表する重要な人物である。その作品は後世の音楽家たちに多大な影響を与えました。
そしてベートーヴェンと言えば「運命」。
原曲は4楽章に分かれており、全曲を通せば約40分の長さです。
そこで、フェッロではクラシック音楽を日頃聞きなれないお客様にも、気軽に楽しんでいただけるように、演奏会では各楽章の重要なモチーフを活かしながら、いわゆる「苦悩」から「歓喜」に向かう曲全体の大きな流れをお客様に楽しんでいただけるように、全楽章を17分程度に圧縮しました。
原典の単なる模写を行うのではなく、マンドリンオーケストラのパート編成の独自性や音域、音色を踏まえるとともに、さりとて原曲のテーマ性が失われないように、細部にわたって丁寧な編曲を試みました。
演奏会は大成功!
割れるような拍手をいただきました。
お客様と演奏者が一体となったステージだったと言っても過言ではありません。
2025.9.28 執筆
(本文章については、加筆修正をすることがあります)
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